ケルトの口頭伝承
曲:Scarborough Fair 歌:星森涼音
私のアーティスト名刺には肩書きが「吟遊詩人」とありますが、
名刺を渡すたび、吟遊詩人の方に初めて会いました!とか
吟遊詩人って何をする人なんですか?と聞かれることがあります。笑
では、詩人と吟遊詩人は何が違うのでしょうか。
元々私は詩人でした。銀色夏生や谷山浩子を級友に薦められて
19歳から詩を書き始めました。しかし吟遊詩人としては(?)
さらに歴史は長く、中学生の頃からスカボローフェアばっかり歌ってた。
この歌はケルトの古歌で、「エルフィンナイト(妖精の騎士)」という
歌が起源らしいのですが、それをサイモン&ガーファンクルがアレンジし、
今やサラ・ブライトマンやヘイリーに歌い継がれることとなる
スコットランド民謡の名曲中の名曲です。
この、サイモン&ガーファンクルによって楽譜というものが生まれる
その前までの、ずっと歌のみでケルトの伝説を語り継ぐという、
その語り部的仕事が「吟遊詩人」のお仕事となります。
それで私も、詩を書くよりもスカボローフェアやグリーンスリーブスを
歌っている時間の方が長いということで、詩人から吟遊詩人に肩書きを変えました。
そんなことで今後はより吟遊詩人らしく?自作の詩と平行しつつ、
ケルト民謡の動画やアーサー王や湖の乙女のお話や、曲のいわれなど
紹介できたらいいなと思っております。
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
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