「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」
楽しみにしていた「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」を観てきました!
す・ご・い良かった❤︎ 最初から最後まで100%ガーリーで、かつ、
西洋の森の奥深さ、怖さと、女性の怖さ(笑)が寄り添い合う中で、
可愛い衣装の女性達に軍服姿の兵隊さんが埋もれているとか
上映中、随所に出てくる「対比」の面白さが飽きさせないポイントとなってると
私は思いました。
ちなみにあらすじはというと、時代背景は南北戦争の頃のアメリカ。
とある女学校(南部)に敵方のひとりのセクシー兵隊さん(北部)が迷い込み、
敬虔なクリスチャンである先生と生徒たちは兵隊さんを匿うのですが、
暇すぎる女学校ですので、兵隊さんを巡ってあっという間に恋の鞘当が始まります。
そして衝撃的な結末が…。
と、そんな昔よくあった昼ドラの設定みたいな感じですが、
(と思ったらやっぱり昔のドラマのリメイクでした)
気になるメンズが現れた時特有の女性の心理が繊細に描かれていて、
多分女性なら誰でも(どんな小っちゃい子でも)「あ、それあるある!」と思うような、
ちょっとした心の変化が鮮やかに描かれています。
全体としては、まあとにかく女は怖い。笑
怖いの一言に尽きます。でもその怖さを自分も持ってる。
そんなクスッと笑える残酷さと嫉妬心の強さを鏡のように見つつ、
自分のことは棚に上げて「兵隊さんサイテー」と詰る女心の複雑さ。
幾多の心理を最初から最後まで同時進行で感じて、
最後何だかとってもすっきり満足しました❤︎
あれは女のための映画ですな!
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