祝福

写真:著者撮影

「祝福」

まだ何もなかった頃

野辺の小道に誘われては
そこらに生えている
花や草木と戯れていた

耳にささやきかけるそよ風
細胞にゆきわたる陽光と酸素

誰もが同じように光を浴び
同じように長い影を落としていた
ひとりだけ周りが夜という人など
どこにもいなかった

等しく、誰にも等しく
自然は分け与えられていた
それだけで祝福されていると思った

この地球上に乗っている
生きとし生ける者は今日も
人も動物も植物も自然の恩恵の中で
力強く息づいている






詩は有声の絵、絵画は無声の詩

~吟遊詩人~オンディーヌのblog

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